コロナネタを緊急で差し込みましたので中断しましたが、前回からの続きです。
4年間の韓国駐在を終え帰国した時に新車で買ったのが、「三菱ランサーEX1800GSRターボ(黄)」通称ランタボです。4台目の愛車となりますが、これまでの3台はほんのちょっと乗っただけですので、実質的には初めての愛車ですね。
実家に納車され、東京に乗って帰る前です。お袋のサンダルをつっかけてますが、ヤンキーではありません。(当時のヤンキーはこんなスタイルが多かったんです。)
今残っているランタボは殆ど後期型でインタークーラーが装備されたものですが、私のは前期型で、フロントスポイラーの形状が違います。仰々しく付いていた「TURBO」というデカールやエンブレムが嫌いで、すべて外してもらっています。この黄色は純正色なのですが、4~5年乗っていて、1、2台しか見なかったですね。
出力は135馬力で車重が1トンそこそこですから、当時としてはとても速いクルマでした。でもこの当時の馬力はグロス表示ですから今なら110馬力程度ですかね?
東京に帰ってから、ホイールとタイヤは交換しました。ホイールは当時人気だったクロモドラのタイプAというマグネシウムホイール、タイヤはYOKOHAMAのADVANにしました。
走り屋ではないので他はオーディオを社外品に入れ替えたくらいです。とはいえまだ血気盛んな年頃ですから、首都高で死にそうになったり、色々ありました。
このクルマはとても気に入り、相当愛情も感じていたのですが、これ以降のクルマとは割と淡々と足としてつきあう、という感じになっていきました。
5台目は「三菱ギャランGT1600・SL-5 4ドア(白)」です。これも親父のお下がりです。
気に入って乗っていたランタボはまだまだ絶好調だったのですが、異動で大阪に転勤になり、その当時保管場所が確保できずに手放してしまいました。車庫飛ばし等が社会問題化し、大阪市でも青空駐車の取り締まりが厳しくなっていた頃でした。しばらくはクルマなしの生活をしていたのですが、やはり何かと支障があって、今回も親父が手放そうとしていたこのクルマをもらい受け、つなぎで乗ることにしました。
これはまだ韓国駐在で、一時帰国の際親父に借りて乗っていた時の写真です。
2代目ギャランの派生車種ですが、街で同じ車種とは殆ど出会わなかったです。そもそも2代目ギャラン自体が不人気で、その中でも輸出主体で売られた車種のようですから尚更です。親父もこんなマニアックなクルマをよく選んだものですが、車内も外観もゴテゴテしていなくて好きでした。だから親父が手放すと聞いたときに自分でも一度乗りたいと思ったのです。しかし何分古い車ですので、ある時、吹田市の江坂付近を走行中に突然大きな音とともに駆動を失い、路肩に止めてJAFを呼んだのですが、修理には相当の費用が掛かることが判明し、そのまま廃車となりました。
6台目は「ホンダシティ タイプR(シルバー)」です。
これまでは御覧の通り、三菱車にとても偏った車歴です。実は親父は当時三菱自動車に勤務しており、これは殆ど否応なしの選択でもありました。親父はともかく私にまで強制力が及んだ訳ではないのですが、社内の会話でお前の息子はホンダに乗ってんのか?みたいな会話が居心地悪いことは想像できます。でも私自身ラリーを中心にモータースポーツに力を入れている三菱のクルマは好きだったので、そう問題は感じていませんでした。
とはいうものの、ホンダ車には一度乗ってみたいと思っていて、親父がこの時すでに定年で関連会社に移っていましたので、ギャランGTの後継車として中古で購入しました。
トールボーイと呼ばれた背の高いデザインが斬新で、トランクに積めるモトコンポも欲しかったです。当然中古車には付随してはいませんでしたが。
このクルマは当時売り出し中(?)のホンダマチック搭載車で、これが初めてのAT車となります。以降は全てAT車となるのですが、このホンダマチックがまたとてもかったるい無段階AT(原付みたいなもんです)で、クルマ自体は車名の通りとても都会的でセンスが良く好きだったのですが、早々に手放してしまいました。
7台目は、またまた三菱に回帰して「三菱ギャランΣ(シグマ)2000GSRターボ(白)」です。シティの次に中古で購入しました。シティの走行性能にとてもがっかりしていましたので、パワーがあってゆったり乗れるクルマという事で探しました。私は本来大きなクルマには興味がなく、小さく軽くキビキビというのが好きですのでこのクルマは異色です。でも今のラグジュアリーカーと比べると車重1.2トン程度、車幅1680mmですから小さいクルマですし、ラグジュアリー志向というよりスポーツ志向が強く、インテリア、エクステリアのセンスも好きでした。この頃の三菱はセンス良かったんですがねえ。
また長くなりましたので続きます。次は完結させたいです。