シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

飛蚊症(ひぶんしょう)になりました、、。

 

またまた病気ネタです。いい加減嫌になりますが、、。

 

ある日の晩、夕食も終わってリビングでTVを見ていると、何となく右目に違和感が、、。最初は右側の視野ギリギリのところに何か動くものが見えた気がしました。それが徐々に右目の視野内に糸くずみたいな形で広がってきて、視線の動き(眼球の動き)につれて、ウネウネとうねりながら視界中を移動します。

 

調べてみると、どうも飛蚊症(ひぶんしょう)という病気らしいです。飛蚊症という名前は知っていましたが、文字通り蚊が飛び回るように、点状のものが視界で移動することを想像していました。私のはどうみても蚊ではなく、糸くずか髪の毛が、気持ち悪い表現をあえてするなら虫みたいにうごめく感じです。

 

また漫画などで、頭を強く打った時に頭の上に星が瞬くような表現があり、「目から火が出た」みたいな言い方もしますが、これは実際にも、眼球への衝撃によって網膜が刺激されてチカチカと光を生じることがあり、光視症という名前もあるのだそうです。

 

そして翌日になっても治まる気配はなく鬱陶しいので、最寄りの総合病院の眼科へ。
昨年10月にギックリ腰でやはりこの病院の整形外科を受診したのですが、その時の整形外科は閑散としていて、命に関わる病気でない限り、今はコロナを避けることを優先しようとしているのかなと思ったものでした。
ところがこの日、同じく命に関わることは少ないと思われる眼科でも患者さんが溢れていました。確かにいつまでも待つことが正しいこととは言えず、お医者さんも必要以上にコロナを恐れて持病を放置しないようにと言っていますよね。

 

ともあれ、予約もない飛び込みですからかなり待たされ、幾つかの検査の後医師の診察がありましたが、もう一回眼底検査をしましょうということになって、瞳孔が開く薬を数回さされ、また20~30分くらい待ちます。
再度医師に呼ばれ、今度は医師が検査するのですが、これがまた痛いのなんの。瞼と眼球の間に何か差し込まれる感じで、感じたことのない痛みに思わず逃げそうになります。そこを二人がかりで頭を押さえられ、明るい光が当てられるのですが、瞳孔が開きっぱなしなのでとても眩しく、涙がダラダラ溢れます。そして天井の方を見てとか、床の方を見てとか指示されるのですが、自分がどこを見ているのかさえさっぱりわかりません。気が付いてみると、痛いのに閉じられない右目に代わって、見えている左目をぎゅっと閉じており、それではどこを見ているのかわかるはずはありません。何だかんだで苦痛の数分が過ぎやっと解放されて、勘弁してくださいよと愚痴ったところ、初めての人にはしんどい検査でしょうねと一言。お医者さんってクールですね。

 

そして診断は、標題の通り飛蚊症ということで、色々調べたのは網膜剥離とか深刻な病気が原因ではないのかを調べたのだそうです。ですから先生のニュアンスは「良かったですね」というもので、飛蚊症そのものは治療の必要がない、というか治療法がないものなんだそうです。わたしは飛蚊症だとしても症状の緩和や、改善の方法があるのだと思っていたのですが、この点は全く当て外れでした。あえていうなら病気ではない、ということのようで、今後もこの状態と付き合っていくしかないみたいです。
とはいえ医師の診断が信頼できないとか言っている訳ではなく、この先生は恐らく中国出身の方で、日本語には若干クセがありますが、とても感じの良い信頼感のある人でしたから、診断には納得しています。

 

そして今も右目の視界では糸くずみたいなものがウネウネしていて、やっぱり気になるのですが、いずれ気にならなくなるんですかねえ?20代で飛蚊症となった友人によると慣れてくるものだそうですが、、。

 

 

 

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