娘がバイクに乗るようになったのですが、気に入ったバイクウェアがなかなか見つからず、モヤモヤしているようです。 ライコランドやナップスなどのバイク用品店でウェアを見てもあまりピンとこないみたいで、特にレディースは好みではないのだそうです。いかにもライダー然としたものではなく、街着としても通用する感じのものを探しているらしいですが、とはいえ安全性にも拘っていて、そうなるとやはりライディングウェアから選ばないとプロテクション機能は期待できないし、やっぱりデザインが気に入らないし、という堂々巡りをしています。
今現在は、私が持っているウェアの中でもあまりバイクバイクしていないものを選んで使っています。女性にしては大柄な方なので、幅はさすがに余りますが何とか着れるのです。
私が持っている、無限電光というメーカーのバイク用エアバッグを使わそうとも思ったのですが、これは肩や肘等をカバーはしてくれず、あくまでもライディングウェアとの併用が前提の製品です。
娘の気持ちは私にも良くわかります。私もリターン当初は結構気合が入っていて、レブイット(REV’IT!)というオランダのメーカーの本格的ライディングウェアを揃えたりもしていたのですが、今では娘の好むカジュアルな雰囲気のものが増えています。レブイットにはカジュアルな雰囲気のシリーズもあるのですが、当時はザ・ライダー!といった感じのものを選んでいました。本格的ライディングウェアにするのなら、BMW乗りはBMWアパレルで揃えることが多いのですが、その点天邪鬼なのでプロペラマークの入ったウェアはあまり着たくないんです、、。
そうこうしている内に、バイク雑誌のネット記事で、下の写真のインナープロテクターを見つけました。これはデイトナがヘンリービギンズブランドで発売しているもので、これならアウターはバイクウェアでなくても大丈夫です。娘に教えてやったところ俄然乗り気になり、ついでにボトムスもコミネのプロテクター付きアンダーパンツで揃えることにして早速注文しました。
トップスはMA-1などのジャンパーやパーカーにして、ボトムスはカーゴパンツやジーンズと考えているみたいで、確かに娘のFTRの場合はそういったファッションの方が似合いそうです。
ちなみにこのヘンリービギンズは、バイクウェアの中でもカジュアル寄りで、私も好みでした。これまで娘が選んで着ていた私のウェアはこのブランドが多いのですが、残念ながらアウターウェアからは撤退してしまったのか、今はデイトナというメーカーのカタログから落ちてしまっています。
娘は大柄と書きましたが、そうはいってもやはり女性で骨格は細いですから、到着したヘンリービギンズのインナープロテクターはワンサイズ大きかったようで、返品するのも手間だからと私に買取要請が来ました。私はプロテクター付きのウェアを現状では不足なく持っていますから別に要らないのですが、娘の構想通り、秋口ならスイングトップ、冬ならダウンパーカー、といった本当にカジュアルな街着で乗ることもできますので、引き受けてみることにしました。私もちょっと楽しみになってきましたね。