先週の土曜日、午前中ははっきりしない天気でしたが、お昼過ぎからは晴れそうな感じになって来て、午前中出掛けていた娘も帰ってきましたので、どこかに行こうかという事になりました。コロナが落ち着いてきたことで気分的にも出掛けやすくなりましたね。
昼からの出発でしたので遠くは行けません。色々相談している中で、木更津の千葉フォルニアには妻も娘も行ったことがないとの事で、千葉フォルニアの夕日を目指すならこの時間からでも十分です。
この日もブツブツ言う妻を説得して私は助手席でナビゲーターです。
昔「話を聞かない男、地図が読めない女」というジェンダーの極みのような題名の本がヒットしたことがありましたが、実際妻は地図を読むのがとても苦手で、初めてのところへ行くときなどは、ナビゲーターとしては正直頼りにならないのです。
今はカーナビをセットしておけば人間ナビゲーターが居なくても現地に着くことはできますが、ナビの指示は現実には遠回りだったり、変に細い道、通りにくい道だったりすることも結構あります。助手席でカーナビの地図を眺めていると、ああこの道は変だなあと気付けたりもしますが、運転している場合は中々そこまで気が廻りません。この日も、ナビはこう言ってるけどこっちの道を行って、とか何度か指示して割とスムーズに現地に到着できました。
ただこの日は、目的地を知っていたので適切に指示できたというのが実際で、初めての場所に行く時、ああだこうだと指示したあげく、結果的にはナビの方が正解だったことで雰囲気が悪くなることも多いのですが、、。
土曜日の夕方という事もあり、家族連れ、カップル、友人同士等多くの人たちが訪れていましたが、中には2枚目の写真にちょっと写っているような、シャコタン、爆音の改造車もいて、彼らは爆音を響かせながら、ヤシの並木のあたりをゆっくりゆっくり何度も周回しており、ここだけが昭和のままなんじゃないかと思いました。流石に出っ歯、竹槍とまでいじったのは居ませんでしたが、、。
二輪の族仕様に乗った若者も数人いたのですが、こちらは路肩に停めてまったりミーティング(?)中でした。
正直千葉フォルニアというのは誇大広告なんじゃないかと以前から思っていたのですが、天気が良い日の夕景は見ごたえがあり、妻や娘には好評でした。
日没まで粘ろうと思っていたのですが、続々クルマが到着して混んできましたので、一足先に引き上げることにしました。戻りの館山道は混雑必至ですので、逆に下り方面に乗って圏央道経由で帰りましたが、混雑もなく半日のドライブとしては十分満足できました。
今の愛車のPOLOは、わずか999ccのターボエンジンなのですが、以前のTOURANと比べると二回り位小振りな軽い車体ですから、高速でも他のクルマに引けを取ることは余りなく、きびきびと小気味よく走ってくれます。親子三人の足としては十分で、長く付き合えそうな気がします。