シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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新型ステップワゴン発表、初代ステップワゴンの思い出

 

ホンダがステップワゴンの新型を発表し最近話題になってきているようです。初代ステップワゴンに一目惚れして買った身としては、その後のステップワゴンの人気低迷は寂しいものがありましたから、今度は頑張って欲しいと思います。

 

www.honda.co.jp

 

パッと見の印象はなかなか良いです。最近の「オラオラ顔」は苦手で、小さなグリルが好きですので、特に「AIR」という通常タイプのフロントグリルが気に入りました。初代、二代目の、大きな箱に小さなボンネットがくっついたような形に回帰した感じもありますね。

 

初代は1996年に発売され、5ナンバーとしては最大クラスの室内の広さと使い勝手の良い3列シートで、家族でのレジャー利用という市場を新たに開発したクルマだったと思います。
発売後すぐに注文したのですが、納車は3カ月程度待たされました。
この時我が家の長男は3歳になったところで、そろそろ長時間飛行機に乗っても我慢できそうだと判断(愚図りだすと結構大変な子でしたので、機中でおとなしくできるかとの見極め)して、ハワイ旅行を計画しているところでした。諸事情で新婚旅行に行けなかった我が夫婦にとって初めて一緒に行く海外旅行でもあり、息子のパスポートも取得し、あとは旅行代金を払い込むだけという段階で、急遽その資金をその時の愛車ゴルフⅢの買い取り代金に加えて頭金とし、ステップワゴンを購入することにしたのです。
海外旅行は今後も行けるだろうからこのステップワゴンを今買いたい、と強く思って妻と相談した上で決めたのですが、結果的にはその後家族そろっての海外旅行は実現せず、この判断が良かったのかどうか今となっては怪しいです。そのあとすぐに猫との生活が始まり、家族全員が長期間家を空けることが難しくなり、妻と娘、私と息子というペアでのそれぞれの旅行はありますが、まだ幼かった子供たちを置いての夫婦での海外旅行もできませんでした。夏冬の帰省の際は、同じマンションの猫仲間に世話を頼むような間柄ではあったのですが、海外旅行に行くので猫の世話を、とは言いづらかったという事情もあります。
確かにステップワゴンだって何もその時買わなくても逃げはしませんでしたし、当時の上司からもお前の趣味を優先するな、家族の思い出を大事にしないでどうするとこっぴどく叱られたのを思い出します。

 

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Wikipediaより

 

私がこの時ステップワゴンをすぐにでも買いたいと思った背景には、ホンダがその昔作っていたステップバンというお洒落な軽の存在があり、免許取りたての若い頃これを欲しいと思っていたのも影響していると思います。これも今の軽トールワゴンの先祖みたいなクルマで、ライフという軽をベースとしていました。

 

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Wikipediaより

そんな経緯で購入したステップワゴンですが、その後すぐ4人となった我が家のレジャーや家族旅行には大活躍してくれました。
今どきの凸凹なフルフラットとは違い、まっ平なベッドを2・3列目シートで作れましたので、本来は違法なのでしょうが遊び疲れた帰りには子供たちの安眠スペースとなってくれました。2列目シートは回転対座式で納車時にセンターテーブルと窓用カーテンを付け、車内食や車中泊ができるようにもしていました。さすがに家族4人での車中泊は無理でしたが大人2人なら楽々の寝床がシュラフだけで作れました。ただ2000ccDOHCエンジンとはいえ、大きくて重いボディを引っ張るのはしんどかったみたいで、高速の長い上り坂等は苦手でしたね。

 

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最初に「オラオラ顔」は好きではないと書きましたが、昔からメッキパーツや木目調のインテリアも好きではなく、なるべくピカピカしていないクルマを選んでいました。ステップワゴンの前後で乗り続けているVW車も、ドイツの国民車的存在だけあって地味なところが好きだったのですが、前後のVWマークだけはやたらと自己主張しているところと、最近やや派手めな訴求になってきているのは不満です。

 

そういえば一年放置しているステップワゴンのプラモデルもいい加減仕上げなければいけません。ボディーの下地塗装したところで止まってしまっています、、。

 

 

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