シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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POLOと桜:桜が満開です。

 

娘のコロナ罹患で10日間の自粛生活をしている間にも確実に季節は進み、関東では桜が見頃を迎えていました。

 

私は花の中で桜が一番好きですので、自粛明けが桜の開花に間に合って本当に良かったです。千葉県にも桜の名所は多いですが、我が家周辺では名所とは呼ばれていなくても思わぬところに見事な桜が花を咲かせていることも多く、この時期外出時の楽しみでもあります。

 

娘から、療養期間中使っていた布団を洗って欲しいとのリクエストがあり、コインランドリーに出掛けたのですが、そこにも見事な桜並木がありました。羽毛布団・毛布を洗浄・乾燥するには1時間半くらいかかりますので、大型の洗濯・乾燥機に布団・毛布を放り込み、クルマは駐車場に置かせてもらう事にして、しばし周辺を散策することにしました。

 

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広い中央分離帯には植栽が整備され、芝生も敷き詰められていますので、格好のお花見の場所です。平日の昼間ではありましたが春休み入りしていることもあり、流石に現役世代は見当たりませんが、高齢のご夫婦や、小さいお子さん連れのお母さん、学生・生徒たち等、多くの花見客で賑わっていました。 

 

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ここは、30年近く前に我が家が千葉に越して来た頃、もう既に立派な桜並木となっていましたが、その後30年で多くの木は巨木となり、歩道の敷石を持ち上げる程になっています。寿命を迎えて伐採された樹も多くありますが、放置されるのではなくまたその後に若木が植えられ、世代交代が計画的に行われているようです。

 

例年、多分4月の第一土曜日曜に、クルマの進入を遮断して桜まつりが行われているのですが、温暖化の影響か、近年では満開のタイミングに間に合わないことが多いように思います。今年もそうで、私個人は、露店とか出ていないこの日みたいな花見の方が好きですが、地域振興の意味では地元として残念でしょうね。

 

ここは大通りに沿った桜並木で、我が家の周辺にはここ以外でも桜並木の通りは数か所あります。そして桜といえば川の土手に桜が植えられている光景もよく目にしますよね。東京都内なら目黒川の桜とか、隅田川の桜とか、川ではないですが皇居のお堀端の桜とか、、。

 

私が愛読しているブログでも紹介されていましたが、先日NHKの「チコちゃんに叱られる」でこの事が取り上げられていたらしいです。
桜が川の土手沿いに多く植えられているのは、しっかり根を張る桜で土手を固めようとしての事であり、隅田川の度重なる氾濫に手を焼いた将軍吉宗が、史記にある「桃李不言 下自成蹊」(桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成(な)す=桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。)からヒントを得て、春に花を咲かせる桜の花見を奨励し、その時だけは無礼講を敷き、誰でも刀を差して良い、歩きたばこも良い、女装も良い(?)、倹約令に反するご馳走も良い、等々規制を緩和したのだそうです。雨の多くなる梅雨前に花見をするので踏み固める時期としても最適だったのですね。

 

ちなみに成蹊大学の命名の由来は、この「桃李不言 下自成蹊」によるのだそうです。

 

 

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