少し前の話になりますが、よく晴れた5月下旬のある日、河口湖の南側、富士山の麓まで出掛けてきました。遊びでないのは残念ですが、富士山もきれいに見えて結構リフレッシュ出来ました。
柏ICで常磐道に乗り、外環、関越道、圏央道を経由して八王子JCTから中央道、河口湖ICまで、というルートです。最短距離は都心を抜けるコースですが、平日朝9時頃の首都高はマップで見ても真っ赤でしたので、この迂回ルートにしました。私がバイクツーリングで西に向かう時もこのルートが多いです。
ただこのルートも外環道は渋滞多発路線ですから、渋滞の程度によっては常磐道を逆向きに下り線に乗って、つくばJCTから圏央道を回る方が早い時もあります。この日は外環道もさほど混んではいないようでしたが、川口ICから大泉JCTにかけては渋滞が常態化した地点ですので、当初は川口JCTから東北道に入って圏央道に向かうつもりでした。ところが思ったより順調なクルマの流れに気を良くして調子よくおしゃべりしている内に、ドライバーが川口JCTを通り過ぎてしまい、仕方なく関越道経由となってしまったのです。
結果さほどの渋滞もなく八王子JCTまで進んだのですが、ここで大渋滞に巻き込まれました。距離は10km程度だったのですが、通常の渋滞と違い殆ど前に進みません。原因は中央道の相模湖IC付近の路上で発生した車両火災とのことで、この10kmに一時間以上かかりました。おかげで余裕をもって昼食時間もとってあったものが、13時の約束ぎりぎりの到着見込みとなってしまいましたので、渋滞解消地点のすぐ先にあった藤野PAのコンビニでおにぎりとお茶などを買い、車内での軽食とせざるを得ませんでした。
一枚目のレッカー車は救援車両ではなく、火災を起こした事故車両です。黄色いレッカー車に引っ張られていくところでした。火災の原因は勿論わかりませんし、事情も知らずにとやかく言うのは良くないのでしょうが、でもやっぱり「ちゃんと整備しといてよ~」という愚痴は出ますね。渋滞あるあるですが、渋滞解消後の各車両のかっ飛ばし方はかなりなもので、皆さん私と同じようなストレスを抱えていたようです。
この日の移動車はトヨタのエスティマで、私はこの2列目シートにふんぞり返っていただけですし、このシートはとても快適でしたから、ドライバーからすればお前がストレス云々言うなというところでしょうが、運転していなくてもやはり渋滞にはイライラします。
大月JCTで富士吉田線に分岐し、富士急ハイランドを過ぎて河口湖ICで高速を下りるまでは、富士山の頂上付近にはずっと雲がかかっていたのですが、現地に近付くにつれて徐々に雲が取れ、現地を案内してもらう頃にはすっかり雲も取れました。
冒頭河口湖の南側と書きましたが、実際は富士五湖の内では本栖湖が一番近く、富士山を北西部から見る位置です。
スマホの写真ではちゃんと表現できていませんが、実際はもっときれいな青空でした。取引先の方は常にこの環境で働いていますのでさほど感慨は無さそうでしたが、それでもここまできれいに富士山が見えるのは、極寒の冬季を除けば年に数日しか無いのでは?との事でした。
思わぬ渋滞で食べ損ねた昼食を、帰路高速に乗る前の道の駅のレストランで食べてから帰りました。舞茸天のほうとう、美味しかったのですが、もう少し熱々で提供して欲しかったかな、、。