シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200Rソロツーリング:安房神社と洲崎神社(後編)、参拝編です。

 

前編では、安房神社参道近くの「鮨芳」という寿司屋さんで絶品の地魚鮨を堪能したところまで紹介しましたので、ここからようやく安房神社、洲崎神社の参拝編です。

 

まずは鮨芳から2~3分の所にある安房神社に向かいました。安房神社は、中世以降安房の国一の宮に位置づけられていて、明治維新後も最高位の官幣大社に位置づけられた、由緒正しい神社です。一の鳥居から二の鳥居までの雰囲気も格式高そうで、さすが一の宮です。そう広い敷地という訳ではありませんが、境内は人影も少なく静まり返っていました。玉砂利が敷き詰めてあって、ザッザッという足音が静かな境内に響いて厳粛な雰囲気になりました。

 


ここからは南向きの海岸沿いを走る房総フラワーラインで洲崎神社に向かいます。
途中、旧館山ファミリーパークの前を通りましたが、今ここは「RECAMP館山」という高規格のキャンプ場になっているんですね。ソロエリアもあるようなので、暖かくなったら一度来てみたいです。

 

洲崎灯台近くの洲崎神社は、何度も前を通過していますし、灯台には来たこともあるのですが、これまで寄ったことはありませんでした。前編でも紹介しましたが、洲崎神社は源頼朝との関りから江戸時代に一の宮とされたそうで、天下統一の願いを聞き入れてくれた神様として、以降多くの武士の信仰を集めたのだそうです。

 

安房神社と比べると境内も狭いですし、正直寂れた感もありますが、何より立地が最高です。房総半島西側の岬の高台に本殿があって、長い石段を登って西を望めば正面に伊豆半島、ちょっと右手には富士山が見えます。
約150段の石段を登るのに息絶え絶えになりましたが、眺めは最高でした。肉眼では富士山もくっきり見えたのですが、スマホでは最後の2枚の写真が限界です。

 

 

参拝を終えると15時を回っていましたから、帰りは富浦ICから高速で帰ることにしました。房総フラワーラインを進んで、前回立ち寄ったJR那古船形駅の前を通り過ぎて、富浦ICから館山道、千葉東金道路で山田ICまで、そこからは八街市を抜けて下道を走り、帰着が17時半過ぎでした。帰り始めた時は気温も15~16℃ありましたので高速走行も全く寒くはなく、むしろ気持ちいい位でしたし、何より高速を使うと早いです。

 

高速を降りて佐倉辺りを走っている頃、大きな満月が登ってきましたが、帰ってから色々な人のブログで、これが今年最後の満月で、この12月の満月をアメリカの農事歴で「コールドムーン」というのだと知りました。
ついでにその際に知った豆知識として、その他の月の呼び名を並べておきます。

 1月 ウルフムーン
2月 スノームーン
3月 ワームムーン
4月 ピンクムーン
5月 フラワームーン
6月 ストロベリームーン
7月 バックムーン
8月 スタージョンムーン
9月 ハーベストムーン
10月 ハンターズムーン
11月 ビーバームーン
12月 コールドムーン

何となく雰囲気がわかる呼び名が多いですが、3月のワーム(虫)ムーンは日本の啓蟄と同じですね。

 
前回の那古観音、崖観音ツーリングに続いて暗くなってからの帰着となりました。安全も考えて普段はできるだけ暗くなってからの走行はしないように心掛けているのですが、それもあってR1200Rのヘッドライトがこんなに暗いとはこれまであまり意識していませんでした。真っ暗な道ではかえって良く見えるのですが、クルマのライトが交錯するような場面では点いているのかさえ覚束ない位です。バルブを変更する人の気持ちが解りました。

 

8時出発、17時半過ぎの帰着で走行距離が380km、久しぶりに殆ど休憩もせずに淡々と走りましたので、往路すべて下道だったことを考えればいいペースだったと思います。
もしかしたらこれが今年の乗り納めとなるかも知れませんから、ドロドロになったR君を洗ってやりたいところだったのですが、もう真っ暗でしたのでこの日の洗車はあきらめました。

 

 

 

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