シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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初の柏レイソル観戦はホームでのヴィッセル神戸戦

 

先日は国立競技場で鹿島アントラーズ対名古屋グランパス戦を観戦したのですが、その後知人とその話をしていたところ、柏レイソルのホームゲームのチケットあるけど?と言われました。
地元チームのレイソルは今後応援していきたいと思っていた矢先でしたから有難く頂くことにしましたが、チケットは2枚だけで、家族3人の内の誰かが我慢することになります。

 

そのチケットは5月20日(土)ヴィッセル神戸との対戦だったのですが、ちょうどこの日娘は新木場若洲公園で開催されるメトロック(メトロポリタン・ロック・フェスティバル)に行く予定でしたから、結果2枚しかないチケットの争奪戦とはならず、妻と二人で出かけました。

 

それにしてもJリーグの中でも最古参の一つ柏レイソルは最下位争いに沈み、まだ新参ともいえるヴィッセル神戸が首位を走っているというのも、Jリーグの生き残りの厳しさを表しています。
実際神戸にはイニエスタというビッグネームがいますし、大迫勇也、武藤嘉紀、山口蛍、酒井高徳ら日本代表に名を連ねたメンバーがゾロゾロいますが、柏で私が知っているのはネルシーニョ監督と井原ヘッドコーチだけで、しかもネルシーニョ監督は成績不振で解任が発表され、井原監督となったばかりでした。

 

この日、当初は雨予報だったのですが徐々に天候は回復し、電車で柏に向かう頃には晴れ間ものぞくようになってきました。暑くも寒くもなく絶好の観戦日和です。
柏駅から、レイソルのホーム「三共フロンテア柏スタジアム」までは普通に歩いて20分程かかりますが、通称レイソルロードを歩く大勢の黄色いユニフォームについて行けば迷わず到着します。

 

 

座席はメインスタンド側のSS席、前から4列目のほぼ中央という極上の席で、選手や監督が間近に見えました。ここはJリーグで唯一クラブが所有しているスタジアムなのだそうで、ピッチまでの近さも随一なんだとか。

 

 

試合の方は、前半20分過ぎ、武藤からのパスを受けた大迫が軽く決めて、神戸が先制しました。さすが代表コンビの貫禄という感じでしたが、この日は柏も負けてはおらず、前線を縦横に走り回るマテウスや小屋松が目立っていて、後半神戸のオウンゴールで追いつくとそのまま引き分けました。


この日イニエスタの姿はベンチにもなく、もしかしたら最初で最後の生イニエスタを見られなかったのは残念でしたが、それでも大迫、武藤、山口という元代表メンバーやかつてアジアの壁と言われた名DF井原監督を見られたので満足でした。
最初柏のメンバーの名前さえわからないまま参戦したのは、周囲の熱狂的サポーターたちの手前申し訳なかったですが、10番マテウス、14番小屋松、17番フロートの顔・名前・プレーはしっかり覚えました。

 

 

このスタジアムは柏市日立台というところにあり、名前の通り日立製作所に由来します。ここには元々日立の軍需工場があったのだそうで、今でもこのスタジアムを日立台と呼ぶ人は多いようです。レイソルの正式社名も、株式会社日立柏レイソルですし、公園もある広い敷地内には日立製作所健保組合の体育館もあります。
母体がしっかりしているクラブなのですから、今後の選手補強等体制強化による上位定着・優勝争いを期待しますが、その前にまずは現状の最下位争いから抜け出して2部転落だけは阻止してもらわないと、ですね。

 

 

 

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