我が家でJ:COMと契約することになった経緯を前回書きました。その結果NETFLIXを観られることとなり、最初に観始めたのは、アニメ「チ。ー地球の運動についてー」なのですが、中々重い内容で、現在やっとエピソード5の途中まで観たところです。
先日我が家の排気ダクト点検清掃というものがあり、3~4時間掛かる結構大がかりなものだったのですが、その日妻は義父の病院への付き添いが必要で、私が留守番を仰せつかりました。まあこういった工事・点検の際女性一人で迎えるのは不安もありますので、私が対応することが多いですから、今回に限って特に問題も不満もある訳ではないのですが。
台所・洗面所・トイレ・風呂場の換気扇とそこから外部まで続く排気ダクトの点検清掃でしたから、リビングの声の届く範囲で居ようとすればTVでも眺めているのが一番ですし、こんな時こそNETFLIXで観たかった「新幹線大爆破」を観ようと思い立ちました。ところが番組を探している内に、標題の「ハンターキラー潜航せよ」という潜水艦ものに目が留まりました。
私はトム・クランシーの「レッド・オクトーバーを追え」など軍事スリラーもの、中でも海軍ものが結構好きで小説を読み漁り・映画を観漁りしたことがあったのです。トム・クランシーはハリソン・フォードのジャック・ライアンシリーズで有名ですが、他にもクライブ・カッスラーやスティーブン・クーンツ(空軍ものが多い)などこの方面は多くの作者・作品があります。
NETFLIXで一番見たかったはずの「新幹線大爆破」ですが、私はこの映画の1975年版は、本編を観たかどうか定かではないのですが、少なくとも高倉健が犯人役、宇津井健が運転指令、千葉真一が運転手だったということは承知していますし、大方の筋も憶えていますから、少なくとも再放送のTV映画劇場などでは観ています。ですから、海外でも高評価という事を聞いて見てみたいとは思っているものの、そう急いでという程では無いのです。
ということで観始めた「ハンターキラー潜航せよ」ですが、ある意味オーソドックスなロシアと米国の一触即発の開戦危機と、それに巻き込まれて行く原潜乗りの姿が描かれていて、ストーリー展開もほぼ定石通りなのですが、海中戦の描写などは迫力があって飽きさせません。ぶっちゃけてしまえば、水戸黄門や大岡越前とほぼ同じであり、敵方のぼんくらさも同じと言えるのですが、さすがハリウッドのスケールの大きさと、俳優陣の好演で2時間があっという間でした。
この分野は好き嫌いがはっきりするものですし、ストーリー展開もそう捻ったものではありませんから、退屈な人には退屈な映画だと思いますが、私は十分楽しみました。