シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

誕生日に妻との会食で池袋へ

 

私の71回目の誕生日、どこかでご飯でも食べようと相談していて、大人の休日倶楽部でJR東日本系列のメトロポリタンホテルの和食店での会食が組まれたコースが見つかりました。コースとは言っても往復のチケットは個別に用意する会食だけのものですからツアーという訳でもありません。

 

「花むさし」という店のお昼の御膳で、池袋のメトロポリタンホテルは初めてでしたから楽しみでした。池袋駅に着いたのは12時頃、日曜日でもあり大変な混雑でしたが、メトロポリタン口には人影も少なく、さっきまでの喧騒が嘘のようでした。そしてまた東武百貨店に抜けるとそこは人の波で溢れており、JRのメトロポリタン口の一角だけがエアスポットのように静かだった訳です。

 

メトロポリタンホテルは全国にチェーン展開していますが、池袋が旗艦ホテルで、正式名称は「池袋」が付かない「ホテルメトロポリタン」です。
1985年に当時の国鉄が50%強、東武鉄道が25%などの出資でオープンし、今年で40年となる歴史がロビーに掲示されていました。国鉄が出資して運営に参画した初の本格的なシティホテルだったんだそうで、流石に施設のあちこちに歴史を感じますがホテルとしては立派なものです。

 

 

2階にある「花むさし」でこの日用意されていたのは、「宝珠」という八寸と刺身が盛り込まれた2段のお重を中心としたコンパクトなお昼の御膳でした。特別なコースではなく普通にランチとして提供されるものですが、少しずつ色々な料理が味わえるこのパターンは私たちにピッタリでした。
食後には祝誕生日のプレートまで用意されていて、夫婦での写真も撮ってもらい、嬉し恥ずかしの71歳となりました。

 



ゆっくり食事を終えて、そこからは妻のリクエストに応えてサンシャインシティの水族館に行くことにしました。以前から「天空のペンギン」が観たいと言っていましたので、せっかく池袋まで来たのだから寄ってみようということにしたのですが、来た時も大混雑だった池袋駅を東口の方に抜けて行くだけでも一苦労です。更に駅構内を抜けてサンシャイン方面に向かう通りも凄い混雑で、暑いですし段々嫌になって来ました。まさかこれみんな水族館に行くんじゃないよね?などと軽口をたたき合いながらたどり着いた水族館には、さすがに全員とはいかないまでもかなりの行列ができていて、その時点で完全に諦めモードとなりました。

 

こういった時にすぐ諦めるのは夫婦共通で、おかげで揉めることも無いのですが、子供がまだ小さかった頃、冬休みに東京ディズニーリゾートの駐車場にクルマを停めゲートまで行ったところ凄い行列となっていたので、その時点で回れ右してそのまま帰ったことがあります。
その後木更津までクルマを走らせて、当時出来たばかりだった「スパ三日月龍宮城」の温水プールで遊んだので、子供たちは満足しているように見えたのですが、後から考えるとディズニーを楽しみにしていた子供たちには可哀そうなことをしたものです。

 

では今回水族館を楽しみにしていた妻は?といえば、駅からの途中にあったBOOKOFFで、探していた松本大洋の「Sunny」の2・3巻をゲット出来てホクホクでしたから、むしろもう早く帰ろうというモードでした。

 

 

 

 

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