元同僚との新年会で、有楽町の銀座インズ2にあるインド料理店「バンゲラズキッチン」に行って来ました。南インド料理を看板にする店ですが、インド料理自体の知識に乏しく、何種類かのカレー・タンドリーチキン・ビリヤニくらいしか知らない私は、南インド料理の特徴が何なのかもわかっていませんでした。
そもそも私は、アジアのエスニック料理全般得意な方ではないのですが、それにはパクチーが苦手という明確な理由があります。ですから中華料理でも香菜(シャンツァイ)はできればどけて食べますし、 コリアンダーも好きではありません。香菜・コリアンダーとパクチーは、元々中国語・英語とタイ語の違いだけで、同じ植物を指しているのですが、日本では香菜・パクチーは葉の部分で、コリアンダーはスパイスとして使用する実の部分を指して呼び分けることが一般的なようです。パクチーは香菜・コリアンダーに比べると新参者だと思うのですが、今や一番認知されるようになりましたね。
エスニック料理に多い、辛い料理、酸っぱい料理はむしろ好きな方ですから、パクチーさえ克服できれば好きになることは間違いないのですが、ベトナムでフォーを食べに行っても「ノー!パクチー」と頼んでいました。
食べログでこのお店の紹介コメントを見ると、
『日本では珍しい「マンガロール料理専門店」として、食通達の間で瞬く間に話題沸騰!
オープン後1年以内で食べログ百名店、2年足らずでミシュランビブグルマン掲載。
南インドの港町マンガロール出身のシェフが作るメニューは、知らないものばかり。
でも、それだけまだ見ぬ美食の世界が広がっているということ。
…なんだかワクワクしませんか?
現地特有のスパイステクニックと新鮮魚介が融合した、全く新しい体験と感動を。』
となっていて、地図で見るとマンガロールはインド西岸にあってアラビア海に面した、大きな街です。ですから魚介料理が名物なのでしょうが、実はこの日のコースでは魚介類は登場しませんでした。
店舗は銀座インズ2の2階にあって、結構混み合っていました。まず出て来たのがピーナッツとカシューナッツにスパイスで味付けしたもので、これはお代わりしたい位美味しかったです。


次に出て来たサラダは、確か豆のサラダと言っていたと思う(ちょっとウェイター氏の日本語が聞き取りにくかったんです。)のですが、豆なのか豆もやしなのか、塩味なのか酸味なのか、ちょっと判別し辛い初めてのサラダでした。これを書くために調べてみると、「スプラウテッド・パデンギ・コシャンバリー」ビタミン豊富な緑豆スプラウトたっぷりのヘルシーなサラダ、ということで、緑豆スプラウトだったんですね。

その後は、やはり豆のスープ、マンガロール・バジというドーナツみたいなもの、チキンティッカというタンドリーチキンの骨無しバージョン、カレー、ビリヤニなど次々に出て来て、完全にお腹一杯になりました。チキンティッカにまぶされたパクチーはいちいち取り除きましたが、どの料理にも入っている訳では無いようで、殆どは美味しくいただけました。北インド料理にはパクチーが多用されるのですが、南インド料理はそうでもないらしいです。
最後のデザートは写真を撮り忘れたのですが、マンガロールケサリハルワというマンガロール地方のお菓子で、セモリナ粉(小麦粉の一種)やギー(インドのバターオイル)を使い、サフランで色付けされた鮮やかな黄色が特徴と説明されていました。しかしこの日のものはむしろオレンジに近く、マンゴーを混ぜることも多いようですから、それだったのかも知れません。温かいのが意外でした。



