我が家の最長老、愛猫の「ロク」(♀)がこの6月で18歳となりました。人間ならば88歳の米寿です。
ネコの年齢の数え方には数種類あるようですが、ウチでは、0歳~1歳=20歳換算、1歳以降=毎年4歳換算、という計算式で考えています。
家猫の平均寿命が14~15歳と言われているようですから、それからしても随分長生きですが、まだまだ頑張って欲しいです。
ウチの家族になったのが2002年6月、ウチの周辺で野良猫生活をしていた母親に育児放棄されていたところを拾ってきました。下の記事から丁度1年経ちました。
当時先住猫だった2歳上のオス猫「クー」とも仲良く暮らしていましたが、8年前にクーに先立たれてからはずっと一匹なので、家族が全員出はらっている時などはやはり寂しいみたいで、帰宅時には玄関まで飛んで来ます。ただこれは相手次第で、家内・娘の場合はそのままじゃれてきますが、私・息子の場合は顔を見るなり去っていきます。
私も息子も精一杯可愛がろうとしてるんですがね、、。
家の中でもズームをしないといけないくらい距離があります、、。
ただ18歳となっても可愛いところがあって、下の写真は町内会の回覧板にスリスリしているところですが、この回覧板の袋にだけマタタビか?と言うくらい異常に反応するのです。寝っ転がって体中を擦り付けてゴロゴロ言っています。ウチのマンションは途中からペット問題で揉めて、新たな飼育は禁止となりましたので、ウチが所属する町内会の同じ班にはペットは居ないはずなのですが、何の匂いに反応してるんでしょうね?
数年前までは、体格こそ小柄ですが筋肉質でプリプリした体だったのですが、近年さすがに筋肉が落ち随分痩せてしまいました。特に後ろ足が弱っているようで時々ヨロヨロしているのを見るとちょっと寂しくなりますが、それは仕方ありません。お別れの時は必ず来るわけですから心の準備は必要です。
先住猫のクーが死んだのは8年前ですから、息子が19歳、娘が15歳の時でした。子供たちにとっては初めての身近な死でしたからショックだったようで、生きている時から死んだ時まで、子供たちには大きな影響があったと思います。ネコは子供たちのために生きている訳ではありませんが、結果として子供たちの成長に大きな役割を果たしてくれていることは間違いありません。
でも88歳のお婆ちゃんとなったロクには、そんなことは関係なく、これからもできるだけ長く安楽に暮らして欲しいです。
私は子供のころから猫派でしたが犬も飼ったことはあり、どちらの場合も全て貰い猫・拾い猫、貰い犬(拾い犬はさすがにありません)でした。昭和30、40年代の四国の田舎にはペットショップはありませんし、ネコ・犬を買うという発想もそもそもなかったと思います。家内もそうだったようで、結果的にウチのネコ2匹はクーが貰い猫(捨て猫だったのを知人が救助し、それを譲ってもらったものです)、ロクが拾い猫でした。
ソマリとかメインクーンとかノルウェージャンフォレストキャットなどの大型猫には憧れますが、次もし環境が変わってネコを飼えるようになっても多分ペットショップには行かないと思います。