シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

残暑の房総ツーリング(後編):笠森観音、BIGーONEカフェ、小湊鉄道「月崎駅」、千葉フォルニア

 

前回、笠森観音から先に話が進みませんでしたので、その後向かったBIG-ONEカフェから話を再開します。

 

このBIG-ONEカフェは、大多喜から久留里に抜ける細い峠道に突然現れるライダー御用達のカフェで、千葉テレビの「週刊バイクTV」や、「Bike-JIN」等のバイク誌にもたびたび登場しています。この峠道は何度となく通っているのですが、現役当時のツーリングは当然ながら土日が殆んどで、このBIG-ONEも週末には相当混み合っていましたので、人混みが嫌いで、しかもいかにもバイク乗りという集団も実は苦手な私としては、訪問するきっかけがないままでした。また一時期は土日だけとか、相当日数を絞った営業をしていたとも記憶しています。

 

という訳で、ようやくの訪問となりましたが、入ってすぐのところには「風の村」という社会福祉法人の施設があり、これと間違いそうになります。
BIG-ONEはこちら、という可愛らしい看板に従って、未舗装路を慎重に7~80m進むと、アメリカンな外観のカフェが現れます。

 

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金曜日の12時過ぎで、バイクが7~8台。ボンネビル、カタナ、DAEG等々が停まっています。

店内もアメリカンないい感じの内装ですが、コロナ対策の為店内での飲食は出来ず、外のテラス席や、広い芝生に置かれたテーブルで食べることになりますが、かえってこうしてくれた方が双方安心です。手指の消毒をし、入り口で間隔を取って並んで待つと、一人ずつカウンターに呼ばれ注文をします。そこから焼き上げるようで、10~15分程度外で待っているとやはり屋外に置かれた受け渡しカウンターで番号を呼ばれますので、そこで受け取ります。

 

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私は、BIG-ONEバーガーとコーラのセットにしましたが、御覧の通りのボリュームで、優にビッグ〇ックの倍以上あります。何とか完食しましたが、よく行く南房総三芳村のビンゴバーガーのさらに上を行くボリュームです。値段も上を行きますが、パティの牛肉感が凄いです。肉派の私としては大満足ですが、流石に相当胃もたれして、夕飯が大きなチキンソテーだったのには閉口しました。

 

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日差しは強かったですが、風が吹き抜けて、日陰のテーブルを選んで食べているととても快適でした。バイク爺さん(オジさん、アニさんも含め)に混じって、インスタグラマー風の若いカップルも2~3組やってきて、空気感が全く違うのに笑ってしまいました。これらのカップルはどれも、主演女優とアシスタントの気弱な若いにいちゃん、と見えてしまうのは偏見でしょうか?

 

その後は、ここからも近い小湊鉄道の「月崎駅」に向かいます。
先日「夏美のホタル」の記事を書きましたが、有村架純ちゃん主演の映画版のロケに使われた駅で、結構重要なシーンで登場します。

 

www.boon-senior.com

 

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丁度良いタイミングで列車が到着し、数人の乗客が降りてきました。
構内にある下の小屋も映画では偏屈な仏師の仕事場という設定で使われていたのですが、現在はツタで覆われていた外観ははがされ、改修中で近付けなくなっていました。

 

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そしてそこからは袖ケ浦の千葉フォルニアに向かいます。
風が強かったですから、空には強風の時現れるというレンズ雲が浮かんでいました。ヤシの木も強い風にあおられ、東京湾の相当内部にも関わらず、海には白波が立っていました。
ヤシの並木は確かに立派ですが、しかしこれで千葉フォルニアと言い切るところは中々強気だと思います、、。インスタなどで相当盛った写真を見て訪問し、がっかりする人も多いのでは?と思います。
平日の午後でもあり人出は少なかったですが、ここにもインスタグラマー風の若いカップルが、、。これだけ数多くのインスタグラマーが居るなら、独自性を発揮するのは相当難しいでしょうね。

 

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もう内房の相当北側まで来ていましたのでこの日はこのまま館山道を北上して京葉道で帰ることにしました。普段は内房から千葉、幕張周辺の道路混雑を嫌って、遠回りでも成田方面を迂回して帰るのですが、この日はまだ14時過ぎでもあり大丈夫だろうと思ったのが運の尽きでした。高速はまだましだったのですが、一般道に下りてからの渋滞はその日の最高気温の時間帯でもあり暑さで消耗しました。完全な渋滞ではなく、停滞程度のノロノロ運転が延々と続く、バイクにとっては最悪の状況でしたので、すり抜けは基本しない主義なのですが、この時ばかりは我慢できず何回かはすり抜けしてパスしました。
この道が午前中走った内陸の県道・市道と同じ県内の道とは思えず、やはりこの近辺は避けるに限ると改めて痛感したものです。

 

 

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