土曜日の荒れた天気から一転して、昨日の日曜日は朝からとてもいい天気になりました。土曜日には近所で浸水が発生したりする程のひどい雨風が夜まで続き、雷も鳴っていましたが、これは春を告げる春雷というやつでしょうか。
天気に誘われて、ちょっと歩いてくるかと出かけたのですが、天気は良いものの風がとても強くて、ずっと外でいると肌寒く感じました。この気温この風なら花粉も盛大に飛んでいそうです。私は花粉症と診断されたことはないのですが、春先今の時期になると毎年のどの痛みと微熱が出ます。昨年はそれが例年よりひどく、長引きもしたので、もしやコロナでは?と病院に行ったりもしました。
世間でよく聞く、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった花粉症の症状ではないので、自分では大丈夫と思っていたのですが、のどの痛みや痒み、微熱が花粉症の症状として出ることもあるそうですので、もしかしたら私もそうなのかもしれません。そういえば今年も4~5日この症状に悩まされていたのですが、これも散歩の後だったような気もします。そう考えだすと外を歩くのもためらってしまいますが、今はどこへ行くにもマスクをしていますから、例年よりはましなんでしょう。
風が強いことでもう一つ困ったことがあって、プラモデルの塗装工程がなかなかスタートできません。準備万端整っているのですが、室内でエアブラシ等を使える塗装ブースは買っておらず、ベランダでやるつもりなので、風は大敵なのです。
塗装ブースとは、前回のプラモデルの記事で紹介した、吹き付けスペースの周囲を囲い、霧状になった塗料をダクトで外部に吸い出す、という仕組みのものです。
確かにこのタイプなら風の強い日でも塗装作業が影響を受けることはなく、便利だなとは思ったのですが、このダクトは窓から外に突き出して使う訳ですから、当然吸い出された霧状の塗料は窓や窓付近を舞うことになります。戸建てならば嫁さんに怒られれば済みますが、集合住宅である我が家では共有部分の外壁にいろんな色が付着してしまってはまずいだろうと考えて、この塗装ブースの購入は見送りました。よく中華料理屋さんや焼き鳥屋さんの換気扇の周囲に排出された油が付着して大変なことになっているのを見かけますが、こんな風になったら顰蹙かなと考えたのです。
ですから私の塗装作業は天気の良い風のない日にベランダに出て、ベランダを段ボール等でカバーして実施することになります。段ボールで簡易的な覆いを作っているのですが、もう一工夫しないとベランダに塗料が舞って大変なことになりそうです。
はたして小さなプラモデル用の塗料くらいでそこまで神経質になる必要があるのかどうかはわからないのですが、まずは慎重にスタートしてみようと思っていて、しゃれた言い方をすれば風待ちの日々です。昔の船人は順風が吹いてくるのを待つ訳ですが、私の場合は風がやむのを待っているのですから、凪待ちの日々というほうが正しそうです。