シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

FTR房総ツーリング:つくばの蕎麦リベンジで「ながら長生庵」へ

 

秋晴れの上天気だったこの日、娘の愛機FTRで房総半島にでかけました。
元々は自分のR1200Rでもう一度つくばからフルーツラインあたりに行こうと思っていたのですが、週末ライダーの娘は中々FTRに乗ってやれないようなので、バッテリーの充電がてら私が乗ろうということになり、それならば近場でと方向転換しました。

 

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ところが出発間際になってひと騒動、FTRのキーが見当たりません。在宅勤務開始直前だった娘も焦って探しますが、どうしても見つからず、ひとまず娘は在宅勤務を開始し、キーの捜索は夕方という事にして、私はR君で出掛けることにしました。

 

出発前のバタバタで出発が遅れ、バイクの保管場所まで着いたのはもう9時過ぎです。そしてトランクルームの鍵を開けようとして、Rのキーもトランクルームの鍵も持ってきていないことに気付きました。すっかりFTR気分で、R用の一式を持って来ていません。自宅からは徒歩6~7分程度なのですが、もうここでツーリング気分が60%程度減退です。もう一度家に帰るくらいなら今日は止めにしようかなとも思いましたが、気を取り直して家に戻り、ようやくトランクルームを開けてみると、何と中のFTRにはキーが差されたまま!いくら探してもないはずです。結局どちらで出掛けても良い状態となりましたが、既に時間は9時半を回っていましたので、当初の予定通りFTRで近くのコースを走ることにしました。

 

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ホームグラウンドである房総半島に向かう途中、いつものルートから少しそれて稲の刈り取りが終わった田んぼのあぜのような道に入り込んでみました。
デカくて重いRでは余り気乗りがしないような細い道もFTRなら気軽に入っていけます。

 

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全く車両も人も通らず、遠くで農作業をしている人がポツポツ見えるだけの本当にのどかな秋の風景です。しばらくここでボーッとしていても良いくらいでしたが、この日は表題でも書いた通り、先日のつくばツーリングで食べ損ねた蕎麦を食べたいと思っていて、候補が房総半島の真ん中をキャッチフレーズにしている長柄町の「ながら長生庵」というお店でしたので、そうのんびりもしていられません。

 

この蕎麦屋は「ながら太陽ファーム」という、地元の建設会社が運営する農場の中にあって、何度かツーリングで前を通ったことがありますので存在は知っており、美味しいらしいとも聞いていたのですが、実際に行くのはこの日が初めてです。

 

まずは農場の一番上にある展望台に行ってみましたが、はるか外房から太平洋まで見えて中々の絶景でした。「長生き展望台」という言葉遊びはご愛敬です。

 

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写真ではわかりにくいですが、広大な蕎麦畑の中にあって、栽培から全て自家製という、麺には自信を持っている蕎麦屋さんです。それなら「せいろ」というのが通な食べ方なんでしょうが、この日は天気が良く日差しは暖かかったものの風は冷たくて体が冷えてしまっていましたので、暖かい天ぷら蕎麦にしました。詳しく説明できるだけの舌は持ち合わせていませんが、風味のある蕎麦と美味しい舞茸の天ぷらで満足しました。

 

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8周年記念とかで粗品のタオルまで頂いてしまいました。平日でも行列ができており、年配のご夫婦や友達同士、高齢のご両親を連れてきた子供さん(といっても子供さんが私と近い年代、、)が多かったです。

 

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帰りはいつもの直線農道で写真を撮り、17時頃ほぼ200kmのツーリングを終えて帰宅しました。出発時と帰宅時にそれぞれ満タンにしましたが、ハイオク仕様のRとは違ってレギュラーですし、一回あたり3~4リットルしか入りませんから、この原油高の折、とても財布に優しいバイクです。

 

またこの日は風が冷たかったと書きましたが、朝のバタバタでトランクルームと自宅の間を余分に往復しましたので、その時は汗ばむほど暑く感じていて、ジャケットのライナーを外して出発したのが失敗でした。
暖かい蕎麦を食べて体は温まりましたが、また寒くなるのは目に見えていましたので、帰りは最後の写真の携帯用防風インナーを着込むことにしました。これは以前から持っていて、春秋のツーリングの際には念のためバッグに放り込むことにしているのですが、実際に使ったのはこの日が初めてで、携帯用のウエットティッシュ程のポーチから出してみると、買った時のままの折り目がくっきり付いていました。まあインナーですからそれは何の問題も無く、こんなに薄いのに防風効果はそれなりにあって、帰りは殆ど寒さを感じずにすみました。

 

 

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