長年使ったPC用スピーカーが不調となり、BOSEのコンパクトなスピーカーに買い換えたことを下のブログ記事で紹介しました。
結果は十分満足で、気持ち良く使っていたのですが、妻からクレームが入りました。低音のボンボン鳴る音が結構リビングにまで響くのだそうです。集合住宅ですからそれなりに気は使っていますし、これまで通りの音量で使っていた積りだったのですが、以前とはかなり違っていると、、。
私の部屋は壁一枚を隔ててリビングと接しており、リビング側のTVの音も内容まではわかりませんが十分聞こえますから、従来からこちら側の音もリビングまで届いていたことは確かです。しかしスピーカーを換えてからは低音が今までになく響くようになり、自分がうるさいというよりご近所に迷惑だよと言うのです。
ここまで書いてきて、本筋とは違うことが気になって来てちょっと調べることにしました。それは上で書いた「買い換え」は、「買い替え」とどちらが正しいのか?ということです。調べてみると「買い替え」は同じ種類のものを買ってもともとあったものと交替させること、「買い換え」は別の新しいものと交換すること、という違いがあるのだそうです。交替と交換も似たような意味の言葉ですが、「交替」はお互いに入れ替わること、「交換」は他のものと取り換えること、という意味があるのだとか。
前回の記事で私は「買い替え」と書いていたのですが、以前使っていたSONYの同じ機種(既に製造中止ですが、、)に取り替えていたなら「買い替え」だった訳で、今回は「買い換え」が正解となります。
本題に戻ります。
確かに今回買ったスピーカーは低音が響くというのが売りの機種ではありましたが、構造的には筐体の裏にバスレフポートという穴が開けられており、これがリビング側を向いていますので、より低音が響くようになったと考えられます。以前のスピーカーのバスレフポートは正面にありました。
この機種のユーザーの方のネット記事を読んでみると、このバフレスポートに、丸めたティッシュなどを突っ込んでふさげば、低音はほぼなくなるのだそうですが、それならこれを買った意味もありませんし、妻が心配しているのは夜遅くなってからの事ですから、夜だけいちいちティッシュを詰めるのも面倒です。まして音楽を聴くのは何故か夜の方が多いですから、肝心な時に低音を殺してしまうのは残念な話です。
そこで夜でも気兼ねなく音楽が聴けるように、ヘッドホンを購入することにしました。多少音質にもこだわり、ただし予算内で買えるものとしてマランツというメーカーの有線タイプを購入しました。マランツといえば我々の世代には米国の高級アンプとして記憶に残っていますが、今は日本メーカーのいちブランドとして存続していたんですね。使ってみて、これまでのワイヤレスイヤホンと比べるとかなり低音は響くようになり、その点は満足なのですが、今度は音量が足りません。ワイヤレスイヤホンはブルートゥースでPC本体とつないでいますが、新しいヘッドホンはPCスピーカーのヘッドホンジャックにつなぎますので、出力が足りないみたいです。
泥縄式に購入品が増えていくのですが、次はヘッドホンアンプというものの登場です。これもヘッドホンと同じく高級品から普及品までピンキリで、私はオーディオテクニカというメーカーのごく安いものを選びました。そこまでの音質を求めてはおらず、十分な音量で鳴ってくれさえすれば良い訳ですから、、。
PCスピーカー、ヘッドホン、ヘッドホンアンプと次々購入することになってしまいましたが、全て普及品でありAmazonポイントを使ったこともあって、自分の小遣い内で賄えました。
これによってそれなりの音質と十分な音量が得られ、一件落着と思っていたら、先日の人間ドックで思わぬ指導を受けることに。それは、加齢による聴力の低下がみられるので大音量での音楽聴取などはできるだけ避けるようにという内容で、今このタイミングでかとちょっと笑ってしまいました。
そもそもそんなに大音量では聴きませんので特に問題はないと思いますが、一生懸命大音量を確保しようとしていた矢先のことでしたから、何だか可笑しかったです。