前回大腸内視鏡検査でポリープ除去を指示されたことを書きましたが、その事前問診のために、いつも定期検査で通っている病院に行って来ました。
まだ年末年始休暇の余波で予約が混雑する状況が続いているのだそうで、内視鏡手術の予約が出来たのは半月以上先でしたが、それでもちょうど運良くこの日に空きが出たらしく、当初は2月の末までは無理かもと言われていました。
問診の後、前回の大腸内視鏡検査の時と同じような下剤セットを薬局で貰い、この日の予定が終わったのが11時前、いつもなら国立競技場そばのホープ軒というラーメン屋に寄ってこってりラーメンを食べて帰るのですが、この日は少し自重して病院内にあるカフェのBLTサンドとコーヒーで済ませ、病院を出ました。
その後はいつも通り国立競技場まで歩いて、その後外苑前に抜けて行こうと思ったのですが、国立競技場まで来てみると、「空の杜」という案内看板が出ていて、競技場5階の周回路を散策できるようになっているみたいでした。
ちょうど開放日・時間でしたので、階段を登るのは中々大変でしたが、5階の空の杜をゆっくり散歩して来ました。一周すると850mあるのだそうで、私は一周半しましたから1km強歩いたことになります。周囲の景色を眺めながら30分位歩いたのですが、天気も良かったですし、隈研吾さんが設計した国立競技場は木材が多用されていて、周回路脇には多様な植物も植えられていますから、眼下に広がる神宮外苑の緑と合わせて、確かに空の杜という雰囲気を味わうことができました。欲を言えばもう少し植栽の木々が育って、より「杜」を感じやすくなると良いのでしょうが、真冬でもあり木々に勢いがないのは止むを得ないとも思います。
国立競技場からは、神宮球場の隣にあった神宮第二球場が完全に取り壊され更地になっているのが見えました。神宮外苑の再開発も推進派の小池都知事が再選されて着々と進んでいるようですね。第2位の得票を得た石丸さんの主義主張は全く知らないので何とも言えませんが、反対派の蓮舫さんが当選していたら、この工事もストップしていたんでしょうか?何だか民主党政権時代の八ッ場ダムを思い出します。
競技場の2階まで降りた後は、いつもの神宮球場の前ではなく、日本青年館、国学院中高の裏手を歩いて外苑前を目指したのですが、その途中に青山熊野神社がありました。
せっかくですからお参りしてきたのですが、ここで早速小銭を持たない生活の不具合が発生、お賽銭が無いのです。千円札を入れる程太っ腹ではありませんから、お賽銭なしで拝むだけとなってしまいましたが、果たしてご利益はあるのでしょうか?
そこからまた外苑前の交差点と思しき方向へ向けて歩いて、無事銀座線の外苑前駅までたどり着きましたが、どこかで見たような通りだと思ったら青山キラー通りの裏路地で、数年前この道路に面したビルに商談に訪れた時の記憶が残っていたようです。今回ようやくこの界隈の位置関係がわかって来ました。
そこからは地下鉄・JRと乗り継いで帰宅したのですが、日差しが暖かい一日で、計1万歩程の散歩は汗ばむほどでした。